演技のストライクゾーン [all past memories]

8月18日(木)
《山田さん》らの写真展が終わり、
友人たちの公演を見たり手伝ったり、
(「スターダスト日本」、「ひろうこ」&「ゴブリンパンチ」)
夏のピッコロフェスティバルも終わりつつあります。
次はいよいよ四次元STAGEの番です。

20110811k.jpg
演じていて、「しっくりこない言葉」を残しているままで
本番の舞台に立つ訳にはいきません。

台本には必ず(特殊な演出をする場合を除いて)、
その本が要求している【読み方】があると思います。
その読み方には、もちろんある程度の【幅】があって、
最近よんすてでは、それを
台本の【ストライクゾーン】と呼んでいます。
そして、それは「最初は見えない」。

どこにあるか分からないストライクゾーンを
自分で見つけなくてはいけないのです。
最初はボール球ばかり投げている役者も、
台本を深く読み、練習を重ねていく中で
ストライクゾーンを見つけ、
狙いを定めて投げるようになります。
そして段々と速く、強く、正確に投げれるように。

シーンによっては、
【ストライクゾーン】はとてもとても狭い。
針の穴に糸を通すように、
狭いストライクゾーンに球を通さなくては、
芝居は崩れてしまうのです。

クライマックスはそんな「狭いストライクゾーン」の連続です。
時には、まるで『詰め将棋』のように。
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