月末通しと月間MVP [all past memories]

5月30日(火)
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月末の「通し稽古」の日。
今回は前回よりも衣装や小道具が集まり始め、
音も少しだけ出して、メイクも試して、
台本も第1幕は持たないことにして、
少しでも進めようということで動きました。
通しに照準を合わせて全ての班が動く。役者も準備する。
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通しは「練習試合」。負ける日もある。

負けるなら、大いに負けるほうがいい。
30対7で負けるより、100対0で負けるほうがいい。
中途半端に負けて「こんなもんかな」と思うくらいなら
恥ずかしいくらいに負けて、心から「恥ずかしい!」「悔しい!」と思うほうがいい。
その悔しさが、原動力になるから。
悔しければ悔しいほどいい。


5月は
スタッフワークや部分稽古を通して、一人一人が
「自分が何をすべきか」「自分の頑張りがどう公演に繋がっていくか」
を考えました。
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演劇はチームスポーツと同じです。
野球でも良い。サッカーでも良い。バスケでもバレーボールでもいい。
一人でもサボっている選手がいたら、そこから負けていきます。
一人一人が自分の役割を果たせば、隙のない強いチームが出来上がります。
劇団は一つのチームです。

一つ一つの役割に意味があり、価値があります。
長い稽古期間。折に触れて見つめ直すことが大切です。

「自分に何ができるか」「何がしたいか」「何を求められているか」
役者として、常に考えることが大切です。
自分が公演に何をプラスすることができるか。
自分が皆に何をもたらすことができるか。
どうしたら良いシーンになるか。良い作品になるか。良い公演になるか。
チームはどこを目指そうとしていますか?

考える、感じる、それは役者にとってすごく大事なスキルです。
ダメな役者は、ただ与えられるモノを待つか、自らは何もせずに要求します。
並みの役者は、自分の固定観念から発想し、自分のしたい事だけに忠実です。
良い役者は、台本をよく読んで、作品の求める姿について自らのビジョンを持ちます。
優れた役者は、演出家の求めるモノを読み取って、ビジョンを組み立てます。

常に考えること。
常に感じること。


そしてまた、自分以外。
チームメイトがしてくれていることについても、考えてみる。
一つ一つ、誰が何をしてくれているか。(知らないこともあると思いますが)

それ対して感謝の気持ちを持つこと。



【5月の月間MVP!】(複数)

 《づめちゃん》
 《おぎゃん》
 《くみてん》

次点 = Next Valuable Player
=《たなはる》


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《づめちゃん》
演技の成長度が素晴らしいです。
感情を込めた、本気の演技。見ごたえがありますね。
演技のとても大事な技術を学びとって、自分の演技でしっかりと使っている。
多くの人が「知らない」or「解っていても出来ない」演技を素早く学びとったのは、
真摯に学ぶ姿勢があるからでしょう。
また、自主練の呼びかけや、美術班でも図面を引いたり、まとめたり、
様々な場面でリーダシップを取ってくれることは、皆にとって大きな助けになっています。
主役に相応しい活躍です。


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《おぎゃん》
誰よりも早く台本を離し、通しでも素晴らしい演技をしてくれました。
美術班でも積極的に呼びかけ、自主練にもどんどん参加して、不言実行。
演技も作業も、確実に前進していますね。
忙しい中でも自分に言い訳せず、しっかりとやるべきことをやろうという姿勢が素晴らしいです。
また、様々な場面で皆を盛り上げよう、繋げようとしてくれることも
劇団にとって公演にとって、とても大きな助けです。


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《くみてん》
美術班でとても積極的に声かけし、作業を進めようと頑張ってくれています。
自主練も何度もしていて、「上達しよう」「良い作品にしよう」という情熱に溢れています。
様々な場面で皆のことを引っ張っていて、リーダーシップを取る姿勢もとても素晴らしいです。
また、演技の上達がとても良いですね。
自然に自分らしく台詞を言えていることが一番優れている点です。
台本の中身、台詞の中身への理解を段々と深めていて、演技にもそれが現れています。
二ヶ月連続でのMVP受賞。素晴らしいです。


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《たなはる》
自主練の声かけをしたり、一人でも自主練をする姿勢が素晴らしいです。
美術班でも積極的に発言し、作業に参加しています。
小道具のリストを作り、皆に声かけをし、通しのために集めたり準備をしてくれました。
演技も色々と試そうとしていて、段々変化してきています。
第3幕についても自分で準備をしていて、良いシーンにしようという意志が見られます。
稽古や作品に対する真面目な姿勢があり、練習量が増えればそれだけ上達していくと思います。


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