『贋艶狂詩曲(にせいろラプソディー)』 [all past memories]

20100307b.jpg

街道すじの小さな花街。
かつての栄華は夢まぼろし。

襤褸屋(ぼろや)の前に倒れていた青年を一人の女が囲う。
まるで猫を拾うように。

社(やしろ)に住みついた坊主。
身重の女が毎日祈りに山を登る。
重なる遣り手婆(やりてばば)の記憶。

若い娘たちの嬌声。
年増の女は昔から女郎屋の頭(かしら)の贔屓だったが・・・。

男たちと女たちが艶やかに奏でる音色の中で、
女将がつぶやく。
「すべて終わらしたる」


~~~~~

卒業公演のパンフレットに載せた文章です。
実は岡野が書いています。

作品はいかがでしたでしょうか?
楽しんでいただけたなら幸いです。


■兵庫県立 ピッコロシアター
http://www.hyogo-arts.or.jp/piccolo/

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。