通し稽古4回目 [all past memories]

7月30日(土)
今日はいつもと違う特別な場所で稽古。
狭かったり階段があったり穴があったり。
でも、ここは舞台で、客席があって。。。
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7月末の通し稽古は・・・燃え上がることのないまま、灰となってしまった。

作品は、
台詞の読み方や捉え方、場面の手順、ムーブメント、出はけ。
そういったモノは完成に近づいていて。
多少のミスはあっても、繋いでいくことは出来ていて。
でもそういうことは、本当に見せたい感動の、スタート地点でしかなくて。


通し後。
役者達は、とても大事な2つのことを学んだだろう。
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一つ。
テンポが遅かった。台詞間違いや迷い、ミスが多かった。
そういうことは、「ある」のだ。
いつもいつも好調な舞台とは限らない。
舞台では、いつだって「起こり得る」ことなのだ。
演っている役者だって気づいてはいるのだ。

大事なのは、
やっている最中に、「じゃぁどうするか」と考え行動すること。

負けてる。苦しい。飛びきれない。
「今日は厳しいな」「今日は上手くいかないな」と感じているならば、
それを打開するためにアクションを起こさなくては何も変わらない。



もう一つ。
人を感動させるのは、人の情熱。人のエネルギー。

役者は、自分の魂を揺さぶるほどに台詞に思いを込めなければ。
そうしなければ、、、人には何も伝わらない。

たった一言、台詞を言う。それがなんと難しいことか。

一人の人間から、どれだけのエネルギーが出るか。
肌で感じてもらった。

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