『宇宙魅たことか』百景② [読み物・作品]
中盤
菅原は緊急停止ボタンを押して、宇宙へは飛ばされずにすんだらしい。。。
↑大家族再び。赤ちゃんが生まれている。
母「その子が産まれて、家族みんなの気持ちが変わったのよ」
宇宙へ行くのは、父、母、長女、彼氏、赤ちゃん、の5人に。
他の子共たちは自立したり親戚に預けたり。
でも、じいちゃんは行く気満々!
↑リアの一人語り。
今の地球の現状と、宇宙の豊かな生活と。
「宇宙へ行けるなんて、私は好運だ。
幸運で幸せすぎる。幸せすぎる、はずなんだけどな…」
友人からも言われてしまう。
「イエローリーフに当たったんだから、もっと嬉しそうにしなさいよ」
↑嬉しそうなテロ2人。リーフが当選したので
「何の疑いも無くロケットに潜り込める」
「ロケットに潜り込んで自爆テロだ!」
移民省の2人。
鴇田「ロケットに爆破予告が」
革命集団『ニワトリ』!!
でも、こいつら予告ばかりで実行した事が無い。
菅原「だから言われてる、『チキン』って」
↑若「だから!俺は行かねぇって言ってんだろが!!」
組のために地球に残ると言う若。
付人「行って下さい!若は行くべきなんです!」
↑そこへ玄武組が。
兄貴が女の姿で登場!Σ(°д°)舎弟の女に!?
若「そうまでして、宇宙に行きたいとはねぇ」
兄貴「うるせえ!」
↑女組長(若のおふくろ)が現れ、
お頭「行っといで。ああまでしても宇宙へ行く、っていうあの執念に負けんじゃないよ」
若「おふくろは行かねえのか?」
お頭「あの人の墓がこっちにあるからねぇ…」
↑若の一人語り。
「自分が何者か分からないまま死ぬかもしれないってのは、
組のために命張って死んでもかまわねぇってのよりも不安で恐ろしい」
そこへ移民省の2人が走り込んで来て、
「ロケット飛ばなくなりました!」
若「何ーーー!」
↑新教祖。(前教祖はとんずら〜)
「革命により新政府が樹立。地球の日本が、宇宙の日本からの独立を宣言しました!」
「新政府は宇宙移民の一時凍結を宣言しました!」
↑移民省の2人。
2人も「移民省はなくなったも同然ですから…
「失業です」
↑前教祖「ロケット飛ばなくなっちゃったんですか!?」
がっかり。。。
「だったら教祖やってれば良かったな〜」
↑ロケットは飛ばなくなったけど、
長女と彼氏は結婚し、赤ちゃんを囲んで和やかな大家族。
父「これで良かったのかもな〜」
でも、じいちゃんだけ「宇宙に行くのが楽しみじゃ〜」
「じいちゃんどうしよ」「言えんな」「どうしよ〜(°д°;)」
↑恋人たち。飛ばなくなって2人は…。
リュウ「またリアと一緒にいられるって、めちゃくちゃ嬉しーー!」
リア「バカ」
↑リュウはリアに『婚姻届』を渡す。
リュウ「あとは君がハンコを」
リア「ほんと、バカ」
↑友人「それで、あんた、より戻したんじゃないの?」
リア「できないよ。私の勝手で別れたのに」
↑若「俺ぁ覚悟が足りなかった」
ロケットが飛ばなくなって逆に腹をくくった若。
そこへ…
↑玄武組の2人が走り込んでくる。
兄貴「性転換までして、宇宙に行けねぇってのはどういうこった!」
舎弟「兄貴もまさかの乗り気だったじゃないっすか!」
兄貴「うるせぇ!お前も性転換しろやー!」
ヤクザっぽくない玄武2人を見て、
若「ヤクザが素直にお国の言うこと聞いててどうしようってんだ。
ヤクザにはヤクザのやり方がある」
↑無言劇。
朱雀会の若が移民省2人をつかまえて、何かを。。。
(つづく)
菅原は緊急停止ボタンを押して、宇宙へは飛ばされずにすんだらしい。。。
↑大家族再び。赤ちゃんが生まれている。
母「その子が産まれて、家族みんなの気持ちが変わったのよ」
宇宙へ行くのは、父、母、長女、彼氏、赤ちゃん、の5人に。
他の子共たちは自立したり親戚に預けたり。
でも、じいちゃんは行く気満々!
↑リアの一人語り。
今の地球の現状と、宇宙の豊かな生活と。
「宇宙へ行けるなんて、私は好運だ。
幸運で幸せすぎる。幸せすぎる、はずなんだけどな…」
友人からも言われてしまう。
「イエローリーフに当たったんだから、もっと嬉しそうにしなさいよ」
↑嬉しそうなテロ2人。リーフが当選したので
「何の疑いも無くロケットに潜り込める」
「ロケットに潜り込んで自爆テロだ!」
移民省の2人。
鴇田「ロケットに爆破予告が」
革命集団『ニワトリ』!!
でも、こいつら予告ばかりで実行した事が無い。
菅原「だから言われてる、『チキン』って」
↑若「だから!俺は行かねぇって言ってんだろが!!」
組のために地球に残ると言う若。
付人「行って下さい!若は行くべきなんです!」
↑そこへ玄武組が。
兄貴が女の姿で登場!Σ(°д°)舎弟の女に!?
若「そうまでして、宇宙に行きたいとはねぇ」
兄貴「うるせえ!」
↑女組長(若のおふくろ)が現れ、
お頭「行っといで。ああまでしても宇宙へ行く、っていうあの執念に負けんじゃないよ」
若「おふくろは行かねえのか?」
お頭「あの人の墓がこっちにあるからねぇ…」
↑若の一人語り。
「自分が何者か分からないまま死ぬかもしれないってのは、
組のために命張って死んでもかまわねぇってのよりも不安で恐ろしい」
そこへ移民省の2人が走り込んで来て、
「ロケット飛ばなくなりました!」
若「何ーーー!」
↑新教祖。(前教祖はとんずら〜)
「革命により新政府が樹立。地球の日本が、宇宙の日本からの独立を宣言しました!」
「新政府は宇宙移民の一時凍結を宣言しました!」
↑移民省の2人。
2人も「移民省はなくなったも同然ですから…
「失業です」
↑前教祖「ロケット飛ばなくなっちゃったんですか!?」
がっかり。。。
「だったら教祖やってれば良かったな〜」
↑ロケットは飛ばなくなったけど、
長女と彼氏は結婚し、赤ちゃんを囲んで和やかな大家族。
父「これで良かったのかもな〜」
でも、じいちゃんだけ「宇宙に行くのが楽しみじゃ〜」
「じいちゃんどうしよ」「言えんな」「どうしよ〜(°д°;)」
↑恋人たち。飛ばなくなって2人は…。
リュウ「またリアと一緒にいられるって、めちゃくちゃ嬉しーー!」
リア「バカ」
↑リュウはリアに『婚姻届』を渡す。
リュウ「あとは君がハンコを」
リア「ほんと、バカ」
↑友人「それで、あんた、より戻したんじゃないの?」
リア「できないよ。私の勝手で別れたのに」
↑若「俺ぁ覚悟が足りなかった」
ロケットが飛ばなくなって逆に腹をくくった若。
そこへ…
↑玄武組の2人が走り込んでくる。
兄貴「性転換までして、宇宙に行けねぇってのはどういうこった!」
舎弟「兄貴もまさかの乗り気だったじゃないっすか!」
兄貴「うるせぇ!お前も性転換しろやー!」
ヤクザっぽくない玄武2人を見て、
若「ヤクザが素直にお国の言うこと聞いててどうしようってんだ。
ヤクザにはヤクザのやり方がある」
↑無言劇。
朱雀会の若が移民省2人をつかまえて、何かを。。。
(つづく)
『宇宙魅たことか』百景① [読み物・作品]
序盤
↑開演前。客入れの舞台には『植物さん』が。
舞台エリアは三角形。中央奥に階段・高台・入り口。
それだけの、シンプルな舞台。
↑前説《まっそ》。未来から届いた植物。
「この子が見て来た物語に、耳を傾けて」
↑オープニング【闇夜】では、まず鴇田(ときた)が登場。
イエローリーフを見せて、次々とロケットに乗り込む人達。
撃ち殺されるスパイ。恋人たち。菅原「恋人じゃぁダメなんだよ」
謎だらけのまま、終ります。。。
↑ロボットダンス! キレとコミカルさを織り交ぜて★=
↑最後は合体!巨大ロボ!
(あれー、なんかバランス悪い?(´▽`) )
↑移民省の2人、菅原と鴇田。 宇宙移民制度について。
抽選によって届く、ロケットの搭乗チケット『イエローリーフ』。
2人「イエローリーフをお待ち下さい!」
↑母がリーフに当選!大喜びの大家族!!
でも「5人しか行けないけん」「誰かをおいてかなきゃならん」
父母こっそりと「じいちゃんは論外」
↑家族会議。
(写真の左から) 弟、妹、長女の彼氏(居候)、長女、じいちゃん、父、母、次女。
父「そいつに権利はない!」と、長女の彼氏へ厳しくあたる。
長女は妊娠している。 誰が乗るのか。
↑教祖の熱弁。巨大隕石の影響でぼろぼろの地球環境。
「人は母なる大地から離れて生きて行く事は出来ません!」
って言ってたのに、リーフ当選で大喜び!!Σ(°д°)
→直後に信者にリーフを破かれちゃいます…。
↑テロリストの2人。ニワトリのかぶり物。「こけけけけ」と笑う。
火炎瓶を作りながら、移民省の悪口を。
ところが、リーダー・テロK(♂)が当選!
テロK「待てよ、こいつは使えるぞ」
↑カドクラ夫人と移民省2人。 夫人は移民省大臣の奥さん。
夫人「誰かが意図的に、私が宇宙に行けないようにしているのよ!」
夫人が去ると明かされる真実。
菅原「夫人は絶対に宇宙へは行けない」
鴇田「操作してるんですか?」
菅原「当たり前だろ」
鴇田「そんな!!」
↑鴇田は色々と菅原を問いつめる。菅原自身の事を。
移民省に3年勤めたらイエローリーフがもらえるのだが、
鴇田「菅原さんは宇宙へ行かないんですか?」
鴇田「なぜ移民省に8年もいるんですか?」
秘密を語る菅原。
鴇田「まさか、一般市民に席を譲って…」
菅原「そう。これは移民省への密かな反抗だ」
ところが、 菅原「全部ウソに決まってんだろ。単純バカ」
↑ヤクザの朱雀会の2人。若と付人。
若「オレがいなくなったらどうする?」
付人「いなくなるとは?」
若はイエローリーフに当選している。
↑付人「ヤクザの跡取りが足洗うってなんですか!」
付人「断言できる。若の血は黒い…」
若「おい!!」 蹴り!
何度も蹴られます(°д°;)
↑そこへ対抗する玄武組の2人、兄貴と舎弟がやってきて。
兄貴「いいねぇ。宇宙へ行って、
ついでに危ないヤクザの世界からもとんずらできるって訳だ!」
ところが、舎弟も当選している。
兄貴「お前、当たってたのーーー!Σ(°д°)」
↑恋人リアが当選して、
結婚して彼女のリーフで宇宙へ行きます、と言うリュウ。
ところが…
↑リアは親の決めた相手(いとこ)と偽装結婚して宇宙へ行くと言う。
怒って怒鳴るリュウ! 泣き出すリア。2人はどうなっちゃうの…。
※後ろで覗き見してるのは女マチコ。
↑自家用ロケットで宇宙へ行こうと企てていたカドクラ夫人と執事セバス。
出発直前に移民省の2人がやってきて阻止。対決する両者!
菅原「ロケットの個人保有は違法だ!」
↑ところが、移民省の不正が次々に語られ、動揺する鴇田。
菅原「今言い争ってる場合か、バカ野郎!」
鴇田「バカって言うなーー!!」
鴇田「もう行っちゃえ!」
夫人が当選しないように操作している事実を暴露してしまう鴇田。
夫人「なんですって!?」
行き詰まった菅原がロケットに駆け込んで、閉じこもる。
↑夫人「もう一台用意すればいいだけよ」
セバス「奥様。すでにあちらにご用意してございます!」
鴇田「予備ロケットとか、金持ちすぎる!」
セバス「ついでに発射を」
夫人「ポチッとな」
菅原「ああーーー!ちょっと待ってーーーー!!」
(つづく)
↑開演前。客入れの舞台には『植物さん』が。
舞台エリアは三角形。中央奥に階段・高台・入り口。
それだけの、シンプルな舞台。
↑前説《まっそ》。未来から届いた植物。
「この子が見て来た物語に、耳を傾けて」
↑オープニング【闇夜】では、まず鴇田(ときた)が登場。
イエローリーフを見せて、次々とロケットに乗り込む人達。
撃ち殺されるスパイ。恋人たち。菅原「恋人じゃぁダメなんだよ」
謎だらけのまま、終ります。。。
↑ロボットダンス! キレとコミカルさを織り交ぜて★=
↑最後は合体!巨大ロボ!
(あれー、なんかバランス悪い?(´▽`) )
↑移民省の2人、菅原と鴇田。 宇宙移民制度について。
抽選によって届く、ロケットの搭乗チケット『イエローリーフ』。
2人「イエローリーフをお待ち下さい!」
↑母がリーフに当選!大喜びの大家族!!
でも「5人しか行けないけん」「誰かをおいてかなきゃならん」
父母こっそりと「じいちゃんは論外」
↑家族会議。
(写真の左から) 弟、妹、長女の彼氏(居候)、長女、じいちゃん、父、母、次女。
父「そいつに権利はない!」と、長女の彼氏へ厳しくあたる。
長女は妊娠している。 誰が乗るのか。
↑教祖の熱弁。巨大隕石の影響でぼろぼろの地球環境。
「人は母なる大地から離れて生きて行く事は出来ません!」
って言ってたのに、リーフ当選で大喜び!!Σ(°д°)
→直後に信者にリーフを破かれちゃいます…。
↑テロリストの2人。ニワトリのかぶり物。「こけけけけ」と笑う。
火炎瓶を作りながら、移民省の悪口を。
ところが、リーダー・テロK(♂)が当選!
テロK「待てよ、こいつは使えるぞ」
↑カドクラ夫人と移民省2人。 夫人は移民省大臣の奥さん。
夫人「誰かが意図的に、私が宇宙に行けないようにしているのよ!」
夫人が去ると明かされる真実。
菅原「夫人は絶対に宇宙へは行けない」
鴇田「操作してるんですか?」
菅原「当たり前だろ」
鴇田「そんな!!」
↑鴇田は色々と菅原を問いつめる。菅原自身の事を。
移民省に3年勤めたらイエローリーフがもらえるのだが、
鴇田「菅原さんは宇宙へ行かないんですか?」
鴇田「なぜ移民省に8年もいるんですか?」
秘密を語る菅原。
鴇田「まさか、一般市民に席を譲って…」
菅原「そう。これは移民省への密かな反抗だ」
ところが、 菅原「全部ウソに決まってんだろ。単純バカ」
↑ヤクザの朱雀会の2人。若と付人。
若「オレがいなくなったらどうする?」
付人「いなくなるとは?」
若はイエローリーフに当選している。
↑付人「ヤクザの跡取りが足洗うってなんですか!」
付人「断言できる。若の血は黒い…」
若「おい!!」 蹴り!
何度も蹴られます(°д°;)
↑そこへ対抗する玄武組の2人、兄貴と舎弟がやってきて。
兄貴「いいねぇ。宇宙へ行って、
ついでに危ないヤクザの世界からもとんずらできるって訳だ!」
ところが、舎弟も当選している。
兄貴「お前、当たってたのーーー!Σ(°д°)」
↑恋人リアが当選して、
結婚して彼女のリーフで宇宙へ行きます、と言うリュウ。
ところが…
↑リアは親の決めた相手(いとこ)と偽装結婚して宇宙へ行くと言う。
怒って怒鳴るリュウ! 泣き出すリア。2人はどうなっちゃうの…。
※後ろで覗き見してるのは女マチコ。
↑自家用ロケットで宇宙へ行こうと企てていたカドクラ夫人と執事セバス。
出発直前に移民省の2人がやってきて阻止。対決する両者!
菅原「ロケットの個人保有は違法だ!」
↑ところが、移民省の不正が次々に語られ、動揺する鴇田。
菅原「今言い争ってる場合か、バカ野郎!」
鴇田「バカって言うなーー!!」
鴇田「もう行っちゃえ!」
夫人が当選しないように操作している事実を暴露してしまう鴇田。
夫人「なんですって!?」
行き詰まった菅原がロケットに駆け込んで、閉じこもる。
↑夫人「もう一台用意すればいいだけよ」
セバス「奥様。すでにあちらにご用意してございます!」
鴇田「予備ロケットとか、金持ちすぎる!」
セバス「ついでに発射を」
夫人「ポチッとな」
菅原「ああーーー!ちょっと待ってーーーー!!」
(つづく)